【全員協議会】
2022年7月12日
議員全員協議会が午後1時から竜王町役場三階の会議室で行われました。主な議題は、先日議長宛てに提出されたコンパクトシティに関連した公開質問状の回答書について、全員で協議・添削を行なうというものです。議員全員が話し合いをして回答は出されることになります。議長宛ての質問状ですが、内容についての話し合いは議員全員が行いました。
また、後日行われるＩＣＴ化特別委員会（タブレット導入を検討する委員会）も少しずつ日程が決まってきました。今後はデモや視察を重ねて、残された任期の中で導入までこぎつけられるよう委員長として責任を果たします。
本日は大雨警報が各所で出ています。先日の安倍元首相の襲撃事件以降、ずっと涙雨のような天気が続いています。有力な政治家がこのような形で失われる世の中には悲嘆しかありません。
本日の会議の冒頭では、議会議員全員で黙祷を捧げました。より良い世の中を作るために誰しも選挙に出る、と私は思います。しかし付託を受けた私が言うのもなんですが、結局政治は全ての人に関連があることです。私一人が考える良い世の中だけではだめで、全員で共通の良き社会のイメージを持つために、常にコミュニケーションは必要だと思います。
自分が正しいと思うことは案外人に話すと簡単に論破されたりします。それが怖くて心のうちに溜め込むと、理想はいつか妄想に化けてしまう、と、襲撃事件の加害者を見てわたしは強く思いました。
同じようなことは表面化しないだけで、いくらでもあります。思っていることを言う、こんな簡単なことが世の中では案外難しいため、人を襲ってしまうような内気な狂気を育ててしまうのでしょう。
何が言いたいかと言うと、思ったことは言うべきで、それが人を傷つけないものであれば正々堂々と議論すべきだと思います。そういうプロセスを経ないと、賛成も反対も、お互い距離を置き同族で固まり合って分かり合えない、ことになります。すでに世の中はそういう分断した社会になっていると思います。何かあったら話し合う、それが大切です。遠いところで文句を言っても仕方ありません。
