【6月議会、はじまる】
2022年6月2日
竜王町議会6月定例会が本日からスタートしました。
計上された主な予算は次の通りです。
・地域おこし協力隊の導入
・竜王インター付近に企業誘致の可能性を検討するための調査費用
・農業振興ビジョンの策定を受けた実施計画の策定について
・内水(日野川)監視のIOTセンサーの設置費用
・コンパクトシティ関連
このうち「自動販売機」というのは、商業施設等でその場でふるさと納税が出来る仕組みがここ最近全国的な取り組みとして行われるようになりました。たとえば静岡県御殿場市はアウトレットで有名な地域ですが、施設内にある自動販売機で1万円を納税すると3,000円分の商品券(食事券)がもらえるような仕組みづくりをしています。そのような仕組みを竜王でも導入できないかという話し合いがされます。
また、地域おこし協力隊事業については、今年度の途中から地域の商工観光PRや新しい特産品開発のための隊員を採用するものです。ぜひ優秀な人材に来ていただきたいとおもいます。
またコンパクトシティ関連には、新小学校建設予定地の本発掘調査の予算が計上されています。あわせて本日午前中の議員全員協議会では、先ごろ行われた住民を対象としたコンパクトシティ化構想説明会(輝竜の郷づくり懇談会)の結果報告が行われました。全5回おこなわれて、2月中旬に行われ、私も第一回説明会に参加させて頂きました。(そのときは報告はこちら↓)
https://www.facebook.com/100066475963830/posts/pfbid02Gg27rxWEyE1DXTxYEwNCvHPJ5KtcVuvdDtNaoU6re633wUkFw8F1rQdNb6L4ELpql/?d=n
詳しい内容は今月1日発行の町広報にも特集ページが組まれていますが、広報には収まりきらなかった会場で行われた全質疑と全回答は全17ページにわたり町ホームページに掲載されています。
【PDFファイルです】
http://www.town.ryuoh.shiga.jp/…/kangaekata_kaitou.pdf
印象として多かったのは「コンパクトシティ」という言葉がネガティブに捉えられている点です。周縁部の切り捨て、と同じような意味で解釈されることが多いように思います。しかし竜王町の場合、小学校の移転新築を皮切りに付帯施設を整備し、旧小学校跡地は住宅区画に、という計画のため、周縁部の切り捨てというニュアンスはありません。
全国的にコンパクトシティは失敗事例もあるため、割にネガティブに捉えられがちなのだと思います。竜王では「コンパクトシティ」といったり、「中心核整備」といったり、微妙に異なる言葉を両立させているのでかえって混乱をまねくように思います。竜王においては同じ意味ですが、他の市町村ではおそらく両者は違う意味で解釈されることが多いのではないでしょうか。
誤解を解くために、行政の皆様も色々と説明を尽くされているとは思います。私も説明を求められたら自分の知っていることは全て丁寧にお伝えをします。何なりとお尋ねください。
また、今定例会の一般質問は16日(木)におこないます。
私からは指定管理者制度と竜王町の英語表記について質問をしたいと考えています。