2023年11月27日
議会運営委員会が開催されました。本日の委員会とは、次の議会で話し合われる内容について行政の側から説明が行われました。来月4日から始まる12月議案では、令和4年度の決算、竜王町の道の駅や総合運動公園にかかる指定管理者の指定、町道認定の議案などが提案される予定です。
とくに決算については昨年度に竜王町で使われた税金の振り返りです。金額が当初の計画通り正しく使われたか、使い残りがあった場合はなぜなのかを考えることになります。よく言われるのは、お金が余ったならそれで良いではないか、執行残があっても良い、ということです。しかしそれは良くないことです。
本来、行政は一年間を計画を立てて税金を必要額、各事業に確保し投資していきます。執行されず残ってしまうのは当初の計画通りにいかなかった事業ということです。もしそのお金を最初から他の福祉や教育にあてることができれば、もっと町は別の面で良くなかったかもしれません。
そのため、残額があるような事業があれば突発的な事情や、なにかしらの原因によって、有効に予算を投資できなかった事業ということになります。議会の役割は、そうした事業がなぜ生じたのか問い、原因の究明や反省を通じて、次回の事業はより良いものになるよう促していくことにあります。行政の側も、数多くある事業についていちいち事細かに決算報告はしませんので、議員の立場で日頃から注意を払っておく必要があります。
本年9月に竜王町議会は改選され、3人の新人議員さんは初議会に臨まれます。私も気持ちを新たに2期目の最初の議会に望みたいと思います。