竜王町議会の教育民生常任委員会の視察で鹿児島県の南さつま市を訪れました。
再来年の2025年に滋賀県で開催される国民スポーツ大会(国スポ)では竜王町がボルダリング競技の開催地となっています。
今年の秋は鹿児島県国体ですが、今回は南さつま市で開催されたリハーサル大会を見学しました。
ちなみに来年から国体は国スポに名称が代わります。
これまで全国レベルのボルダリング大会を直接見る機会はなかったので、貴重な視察でした。
全国大会ともなるとコースの難易度は高めで、最後のゴールのストーンを掴む選手もまれです。
そんななか日本代表や学生チャンピオンなども参加していて、
上手い選手ほどスイスイと壁を登っていくのが印象的でした。
何事も、上手な人はそれを簡単に見えるようにこなします。
とくに滋賀県の石井未来(いしいみく)選手が有望株でフリー参加の部で優勝されました。
オリンピックに出場するような逸材だそうです。
国スポのボルダリングについては仮設でリードという11メートルの壁と横広のボルダリングコースの二つを設置します。
現在総合運動公園内のドラゴンハット横にある施設は国スポの正規会場にはなりません。
その代わり、当日はドラゴンハット内部に競技会場が設営されます。
仮設でも1億円くらいの費用は余裕でかかるということで、ときにスポーツというのはびっくりするくらいお金がかかります。
今回の視察ではとくに、PR面での町の課題が委員間でよく出ました。
竜王町の場合は手挙げ方式でボルダリングを誘致しているので、より一層山岳連盟などの関係機関との協働の責任が問われます。
団体との交渉に苦労されている現場の職員さんの話も聞けてとても貴重な機会になりました。
晩御飯は鹿児島県の名物のきびなごとさつま揚げを頂きました。
全国どこでも食べられるかもしれないですが、名産地のものは飛び抜けて美味しかったです。
喉越し爽やかなきびなごと、今まで食べたなかで一番美味しかったさつま揚げは今回個人的な思い出として忘れないと思います。
委員の皆様、随行された職員の皆様どうもお疲れ様でした。
また今週からの議会どうぞよろしくお願いします。