竜王町コンパクトシティ化構想の懇談会に参加しました。夜7時からという時間でしたが30名ほどの参加がありました。

計画の要旨としては、

・人口減少で少子高齢化+現役の働き手不足が深刻

・小学校の老朽化で建替えが必要

・移転して中心地(役場周辺)に新築

・今の小学校跡地は住宅用地として整備

・宅地が少ない竜王で住む場所を確保

・新小学校は木材を活かす

というものでした。

年表

◯小学校の建替え方針

2011(平成23)年に当時の議会に報告

◯移転の方針

2017〜2019(平成29〜31)年の「教育施設の今後のあり方検討委員会」答申を経て決定

◯中心核整備

2019(令和元)年、中心地整備を盛り込む

◯町長選挙

2020(令和2)年、小学校移転と中心核整備を公約として現町長当選

補足

◯移転先の浸水想定

200年確率の降雨(200年に一度の大雨)を想定し対策をする

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1時間ほどの説明の後、30分ほど会場と意見交換がありました。

・人口減少の原因の把握が大事

・中心核整備は分かるが、福祉の側面から施設整備も考えて欲しい

・転出する人口は一定数いる、住みたいと手を挙げる人を大切に

といった意見があがりました。

全体的な印象としては、今日は懇談会の初日ということもあり、役場の説明は少し固く、身構えた部分があったと思います。

本日を含め、来週まで計5回町内の各所で懇談がおこなわれます。説明は十分なものであって欲しいと思います。町の一大事業なので、これが町に必要なのだ、という想いの方が理詰めの説明よりも大事なのだと感じます。一言で言うと、みんな暗い感じがしました。悪いことをしているわけではないので、和やかさも大事だと思います。ああいう重苦しさただよう場所に、現役の子育て世帯とか子ども連れの親御さんなどは参加しづらいように思います。未来を語るわけですから、もっと明るくいきましょう。

竜王にありがちなのは、町の重要な行政説明の場は男性や有力な顔役の出席者が多く、本当にこれから30年を担う人たちが余り来ないことです。私はもっと若い人が参加しても良いかなと思います。もちろん初日なので週末に参加される若い方もおられるとおもいます。

参加された方はぜひ何でも質問してください。知らないことを聞くのは恥ずかしいことではありませんし、むしろどんなことでも聞いて欲しい、というのが役場の本音であると思います。もしお時間が合わず、参加が難しいという場合は私から説明できることもあるとおもいます。お気軽にお尋ねください。