2023年10月2日 

竜王町議会第三回臨時会が開催されました。

選挙後初の臨時会では、議席の指定や委員会役員の選出などが行われました。

今回の第18期竜王町議会では、新たに「議会改革特別委員会」が設置されました。

議会では以前から議員定数の削減や報酬の増加が議論されてきました。

前期の議会では、第18期へ申し送り、ということで本格的に議論する委員会ができることになりました。

単に数を減らす、お金を増やすという議論だけでなく、議会が地域にどう貢献するかという観点からも抜本的な議論が行われる予定です。

委員長には、過去4年間議会から選出された監査委員であり、行政に対して厳しくも暖かな視点を持つ鎌田議員が就任しました。

通常は担当委員の構成は分担して割り振りをおこないますが、今回の議会改革特別委員会については議員全員が参加するという構成となりました。

定数はもとより、議事録の公開のあり方、透明性の強化には私も思うところがたくさんありますので、積極的に議論に参加したいと思っています。

少し昔のことに話は逸れますが、12年前に竜王町議会の定数が14人から現在の12人に削減されたとき、当時の議事録を読むと、反対に回られた議員も複数おられたようです。人数を減らして仕事をした気になっていては、極端にいえば議員など一人もいらないという話にもなりかねません。

数と質はセットで検討されなければならないことですが、こうしたシビアな議題においては、最終的な合意形成を図ることはかなり難しいことが過去の例からは見て取れました。

今回、私は委員長や副委員長には選出されませんでしたが、副議長という役職を拝命しました。基本的には議長の公務を助けや、たとえば2校の学校行事が同日開催されるときは分担して挨拶に回ったり、中央に行く機会があれば同行するという役回りです。

しかし、何かしら合意形成が必要な部分があれば私にも出来る仕事があると思っています。

議長には、役場出身で当選3期目の行政の大ベテラン、小西議員が就任しました。

公務において議長をよく助け、その他にも2年間の役員の任期で出来ることを一つひとつ行ってまいります。

10月は下半期のスタートですが、議員として今日が4年間の始まり日でした。

気持ちは新年のように新たに、これからの4年を大事に過ごしていきたいと思います。