【所管事務調査】

2021年12月9日

本日は午前中に総務産業建設常任委員会に傍聴議員として出席し、ダイハツ工業のバイオプラント計画について説明をうけ、その後、町内の護岸工事と道の駅の拡張工事の現場を視察しました。

政府は2050年を目処に二酸化炭素の排出量をゼロにするカーボンニュートラル宣言をおこなっています。ダイハツを傘下にもつトヨタグループはそれに先立つ2035年に生産工場でのカーボンニュートラルをグループで達成する目標を掲げています。

竜王町における取組では、近江牛の牛ふんを活用しメタンガスの採取をおこなう、という計画があります。町内には約4000頭の牛がおり、1日あたり70トンの糞尿が出ます。現在は堆肥として使用されていますが、これをバイオガスプラントを経由することで、エネルギーに転換出来ないか、というものです。

国のエネルギー開発機構からの助成と併せて総額5億円のプロジェクトが始まる予定です。本町が県内で初めて農水省の「バイオマス産業都市」として選定されることも目標としています。

その後の現場視察では、鏡地先の溜池、須恵から弓削にかけての堤防の補強工事、竜王大橋(古株牧場前)の修繕工事、道の駅竜王かがみの里の駐車場拡張工事現場をまわって、逐次内容をお伺いしました。

道の駅の駐車場拡張工事については、以前竜王レースの工場があった跡地を令和6年までに買い取り、道の駅の駐車場を拡張し、あわせて拡張されたスペースの活用方法について検討が進んでいます。

また弓削の新川は平成29年の台風で破堤して、周囲が浸水したことが記憶に新しいですが、破堤の原因となる堤防への水の浸透を止めるための工事が行われています。須恵地先の祖父川の改修については残り2年程度で完了する予定です。

【教育民生常任委員会】

午後からは所属する教育民生常任委員会の所管事務調査に出席しました。町内の認知症の現状と対策について福祉課から報告を受けました。現在の竜王町では、要介護認定者や約550名おり、そのうち8割の方が認知症と診断されています。認知症高齢者は490人であり、統計的には2040年に733人になるとされています。

日本の介護の現場では過去10年で職員数が倍増したとされ、介護人材が不足しているのが実情です。竜王町では、現在のところ大きな人手不足ということはありませんが、高齢の一人暮らし世帯が増えている現状もあり、現場の負担もいずれは増えて行くことと思います。

なお、アルツハイマー型認知症と診断された場合、完治はなかなか難しいということでした。予防として進行を遅らせる、という措置を取るしかなく、例えばよく睡眠を取ることと、高血圧の予防に努めることは認知症予防として効果がある、という話でした。つまり、日常の生活習慣の取組が認知症予防にも活かせるということです。

また、ストーブをエアコンに切り替えたり、コンロを立ち消え安全装置付きのものに変える、という火災対策など、認知症への備えは様々な側面で必要になります。今日は現場の実情についてお話でしたが、高齢化が進む日本で今後取り組むべき課題は増えていくことを身近で感じました。

その後は、認定こども園の現状について報告を受けました。

綾戸の竜王町立幼稚園は来年度から幼稚園型の認定こども園となります。それに伴う来年度の申し込み状況等をお伺いしました。聞いている限りでは統合による混乱はありません。

報告としては想定していたよりも1号認定(片働き世帯)の申込みが多かったということでした。2号認定(共働き世帯)についても、受け入れ時間が保育園並みの朝7時30分から夕方6時までとなりました。1号の申し込みが多かった、ということは教育内容に期待する保護者の申込みが多かった、ということでもあります。幼稚園型こども園ならではの取組を期待します。

今週は以上になります。来週はいよいよ一般質問が行われますので、体調に留意し、余念なく準備を行いたいとおもいます。