2023年9月19日

当選証書を頂きました。今回の町議会議員選挙は無投票でしたが、選挙管理委員会の楠本恭久委員長の言葉が印象に残りました。

無投票であるということは、100メートル走であれば全員が同じタイミングでゴールをしたということ、これからの4年間は42.195キロのフルマラソンであり、次回選挙に出ることがあれば4年の取り組みが問われる、どうぞお体にお気をつけて頑張ってください、と。

私はどのような結果になったとしても、これまでの4年間をきちんと評価してほしかったです。至らないこともあったと思いますが、そうでない部分もあったと信じたいです。そして信じる、というのは不確かであいまいな感情なので、それに対して、票数という客観的な事実で順位をつけてほしかったと思います。

今回の選挙では、直前まで定員割れという話もありました。結果的に12名の定数に対して12名の立候補があり、無投票となりました。根本的な部分から考えると、無投票もまた有権者の選択です。有権者は選挙権と被選挙権を持っているため、人口1万1,500人の町で12名の立候補がないという事実は、有権者自身の選択とも言えます。誰か立候補する人がいないのか、ということを考える前に、自らが手を挙げるという勇気はもっと尊重されるべきであろうと思います。

しかしこうした決まり方になってしまった以上は、次回の4年後の選挙からは定数削減も本格的に考えざるを得ないと思います。私は安易な定数削減には反対していますが、それはあくまでも選挙が盛り上がりを見せる、という前提があればこそです。無投票であっても告示日に向けては意見を広め、協力者を募り、次期の4年の構想を自分なりに練るものです。そうである人とそうでない場合があるようでは、必然的に4年間の取り組みにも温度差が生じないか、懸念するものであります。

首長の1名とは異なり、議員は12名います。同じく選挙で選ばれる立場ですが、1名と12名がそれぞれ代表できる意見の多様性やその数は比較にならないものです。議員は数が多いほど多様な意見を反映できるはずですが、無投票は必然的に議員削減論につながります。今後は、定数の削減と報酬の増加、若返りを図るにはどうすれば良いのか、といったテーマが話し合われることになると思います。

また、この度の選挙では色々な噂が飛び交う、ということも目の当たりにしましたが、そのほとんどすべてが事実ではないことでした。私は一連の出来事を通じて、物事を冷静に見る目が養われた気がします。

4年前、当選証書を付与されたときはとても嬉しかったのを覚えています。それこそどこにでも持っていきたいような気持ちでしたが、今回そうはならなかったことをとても悲しく思います。