【全員協議会】
2021年5月21日 議会全員協議会に出席しました。役場から議会への報告や議会内での話し合いをする場です。
役場からは、昨年発生した官製談合事件について、調査委員会の提言書を受けた取り組みについての説明がありました。
大切なのは、今後は同様のことがないようにすることです。綱紀粛正、という文言もありましたが、職員を守る、という観点からも隙がない対応を望みます。
【コロナワクチン】
新型コロナワクチン接種については、65歳以上の予約率は71%になったとの報告を受けました。電話がつながりにくいという声を多く聞きますが、ネットではまだ予約の空きはあります。ネット予約が難しい、という方はぜひ私の方へお声掛けください。
ワクチン接種は今後(6月7日より)、かかりつけ医での「個別接種」が始まります。町内では複数箇所で接種可能です。
今後は、64歳以下〜16歳以上のワクチン接種が6月28日(月)に案内が発送されます。受付開始は電話・ネットともに7月9日(金)からで、ネットで受け付ける割合を多くするという話も聞いています。
現役世代の方は平日の接種が難しい場合も多くあると思います。町内企業で働かれている方へは、企業へ平日の接種を呼びかけてはどうか、という提案もさせて頂きました。
【ふるさと納税】
令和2年のふるさと納税額は1.99億円となりました。
竜王町としては安定して2億円前後の数字を維持したい、という話も町長からはありました。
これに関連して、近江牛の地域資源認定が県で行われて、近江八幡市は国に紛争処理の訴えをしていることも報道されています。
竜王町の立場としては、安定的に出荷できるメリットもありつつ、県に対しては近江牛のブランド力の維持に責任を持つことを訴えています。
補足になりますが、近江牛の定義は「県内で最も長い期間肥育された黒毛和種」というものです。そのため肉質についての規定はありませんが、今日まで各事業者の努力によって美味しいお肉を出荷する取り組みが進められてきました。ここに万が一、定義を逆手にとって、近江牛ではあるけれども肉質が良くないものを出荷する事業者が現れることに懸念があります。それが「ブランド低下」と繰り返し言われることの意味です。
すでに4月から県の地域資源認定(近江牛の全県下)は始まっています。県も相当神経を使っていると思いますが、そうでなければ困ります。事業者のこれまでの努力や市町個別の取り組みをないがしろにすることがないよう、事態を注視していきます。
【サテライトオフィス】
国はテレワークに交付金を出して支援しており、本日は町内の企業さんが寮をサテライトオフィスにリフォームする計画が報告されました。これは例えば、竜王町で農業で起業したい都市部の人がオフィスを構えられる、町内で起業した若者が一時的にシェアオフィスを借りられるなど、町内外から起業家が集う拠点となる場所です。現代的な取り組みであり、計画が花開くことをとても楽しみにしています。