【予算委員会】

6月15日(火)、午前中は予算決算常任委員会でした。6月議会の補正予算について質疑や議論を行う委員会です。補正予算とは、年度当初に予定がなかった歳出を新たに予算に加えることです。今回はワクチン集団接種の増加分にかかる費用、子育て世帯生活支援、地方創生テレワーク交付金、飲食店応援事業、などが質疑の対象となりました。

このうち地方創生テレワーク交付金は、町内にあるアインズ(株)さんの敷地内にある独身寮をリノベーションして、オフィスとして貸し出す上で国の交付金を活用する事業です。各部屋に入居者を募集し、給湯室等は共用という形をとるため、SOHOやインキュベーションオフィスと呼ばれるものだと思います。新しい事業が町内で展開される足掛かりになることを期待します。

飲食店応援事業については、昨年度第一弾として「近江うし丸クーポン」が配布されました。しかし広報りゅうおうの折込であったため、目につきにくかった、という意見もありました。予算に対する執行率は50%弱であったため、今回はそうした反省点を活かしたクーポン事業が企画されています。1,500円以上で1,000円の補助、一度に何枚でも使える予定です(クーポンは世帯当たり4枚配布)。7月中旬に観光協会からお手元に郵送される予定です。

【中心核整備に係る埋蔵文化財の話】

午後からは、地域活性化特別委員会に傍聴議員として出席しました。コンパクトシティ化構想の進捗状況についてお伺いしました。今年度は小学校建築などの基本計画と並行して、埋蔵文化財の試掘調査が秋頃始まる予定です。傍聴議員として質問もさせて頂きましたが、「文化財が出ると工事が止まる」というが、それはどの程度の発見のことを言うのか、とお伺いしました。

竜王町は縄文時代から人が住んでいる地域なので、必ず掘ると土器の破片などは出てきます。しかしそれだけで工事は止まることはありません。

最終的には、集落など人の住んでいた痕跡が出現し、県の教育委員会でより詳細に調査をする必要があると判断されれば、工期にも影響する場合がある、ということでした。秋の試掘には現場の邪魔にならないよう寄せて頂けたらと思います。

というのは以前、他県で試掘調査のインターンで縄文時代の遺跡を掘ったことがありました。私もシルバー人材センターの方々に混ざって、一緒に土を掘り返していましたが、1メートルほど掘った地層からは縄文式土器のかけらが次々と出てきました。議会活動からは離れる話題かも知れませんが、こうした地層に眠る太古の歴史も竜王町の足跡の一つであり、コンパクトシティも良いですが、より広い意味で文明として大切にしなければいけないことだと思います。

昔はイケイケドンドンの時代で、遺跡が出てもそのまま開発していた、という話も聞きましたが、そういうことのないようにお願いをしたいと思います。蛇足になりますが、発掘の現場では土器を発見したときの精神の高揚を表し、「どきっとした」と必ず言います。必ずです。そのドキドキは町おこしにもまた繋がるものがある、と信じる次第です。