2023年7月21日

「土地収用法に基づく事業認定申請に関する公聴会」の傍聴をしました。

今回の公聴会は、土地収用法第23条に基づいたものとして、県内で初めて開催されたものでした。意見陳述は、学校運営協議会と地元代表の二人が賛成の立場から行いました。

この公聴会は竜王町コンパクトシティ化構想を考える会の請求によって行われました。しかし、驚いたことに反対の立場からの意見陳述者が一人も参加しておりませんでした。開催を請求した側が当日は反対の意見を述べる場所に現れなかったのです。これではなぜ公聴会を行ったのか、その目的が不明確に感じます。結果として、ただ事業認定が遅れ、余計な税の支出が発生するという問題が生じてしまいます。

結局、反対意見を持つ人々はビラ配りのパフォーマンスにとどまり、私は残念な気持ちになりました。もっと構造的な議論が本日の公聴会で行われることを期待していただけに、この結果は大きな失望でした。これからは新聞折込に入っているポエムのようなチラシに惑わされず、より多くの町民の皆様に、新小学校建設について前向きな議論を展開している事実を知っていただきたいと思います。